Structure

構造について

忘れてはならないのがお家の構造である、
「見えない部分」。
基礎や断熱材はお家が完成するにつれて
見えなくなっていきます。
「見た目」だけでなく
「見えないもの」にもこだわり、
皆さまに安全・安心・快適な暮らしを
ご提供します。
01

基礎

基礎がしっかりとしているからこそ、大切な家族の命、財産など守らなければいけないものを地震等の災害から守ることができます。

1

「ベタ基礎」で建物を
足元からしっかりと支える

SENSEでは、地震時の揺れによる変形に耐えられる強固な「ベタ基礎」を標準仕様として採用しています。
基礎部分に鉄骨を配しコンクリートを敷き詰めた基礎で、お客さまのお家を足元からしっかりと支えます。
※地耐力とは、地盤の強さであり、1㎡あたり何キロニュートン(KN) 支えられるかを表します。

2

入念な「地盤調査」そして最適な「基礎構造」をご提案

スウェーデン式サウンディング試験

静的貫入試験の一種で、土の貫入抵抗を測定し、強度やしまり具合、あるいは砂や粘土などの構成を判定するために行う試験のこと。

軟弱地盤にはその地盤に合わせた
地盤改良をご提案

3

地盤保証

SENSEでは、必ず着工前に地盤調査を実施し、お家を建てるために適した強度の地盤かどうかを確認します。
地盤の強度が不足していると判断された場合、基礎補強計画や地盤改良工事を行い、建物に適切な地盤の強度を確保します。
さらに、お引渡し後20年間は、万が一の不同沈下による建物の損害が発生した場合に備え、賠償資力の確保を適切に行い、地盤保証を行っています。

4

見えない部分のこだわり

防湿フィルム
地面から上がってくる湿気を遮り、床組部分を乾燥した状態に保ちます。
基礎配筋
基礎の立ち上り部分は直径13mmの異形鉄筋を採用。ベース部分は、直径13mmの鉄筋を格子状に配筋することで、強固な構造をつくり出します。
基礎パッキン
土台と基礎の間に基礎パッキンを敷きます。土台からの湿気が基礎へ浸透するのを防ぎ、床下の換気率が高くなります。
鋼製束
一般的に使用される木製の床束は湿気に弱く、腐食やシロアリ被害の恐れもあるため、鋼製束を採用。圧縮強度は、約3トン以上を確保。
02

剛床工法

剛床工法とは、水平剛性を飛躍的に向上させ、大空間にも耐える事のできる工法のことです。

1

大きな災害から家を守る剛床工法

24mmの構造用合板を直接梁に留め、柱・梁・床面を一体化させる「剛床工法」を採用しています。
「剛床工法」で水平剛性を高めることにより、地震や台風発生時に受ける床面の"横揺れ"や"ねじれ"を抑える効果があります。
また、上棟時に2階(3階)の床面となる構造用合板を先に敷き詰め、足場をつくった後に上階の柱を建てていくため、作業時の安全性と作業効率が高められます。

2

剛床を支える梁

剛床工法を支える梁は1階壁の上、2階壁下(3階壁上下)の配置はもちろんのこと、部屋の大きさに関係なく910cm間隔に梁を配置しています。
さらに、梁の振れやゆがみを防止するために1820mm×910mm(畳一帖)の格子状に組み上げます。
このようにつくり上げた骨組みの上に構造用合板を直接留めることで、水平剛性を高めています。

3

横揺れ・ねじれを防ぐ

水平面の強度が不足してしまうと、地震などによって外部からの大きな衝撃が加わった際に、建物自体がねじれてつぶれる危険性が高まります。
耐震住宅を建てるには、水平剛性(横からの力、ひねりに対しての対抗力)を確保することが重要です。

4

防御力を上げる屋根

屋根瓦の下地板に12mmの構造用合板を採用しています。
屋根全面に構造用合板を敷き詰め、強風等によって引き起こされる屋根面のねじれを抑える効果があります。
また、剛床工法を組み合わせることで水平剛性が格段と上がります。

5

施工中の安全性向上

一般的な根太工法では梁の上に根太を置き、フローリングを敷きます。
上棟時は床がないため、根太の上で作業をすることになり足場が不安定です。
剛床工法は上棟時に構造用合板を直接梁に留め、足場をつくり、上階の柱を建てて足場を確保した後に作業を行っています。
03

木材

無垢のフローリング上を素足で歩いた時の踏み心地は、家族の暮らしに安らぎと心地良さを与えてくれます。

1

構造用集成材とは?

断面寸法の小さい木材を接着剤で再構成してつくられる木質材料のことで、柱や梁など主要部分に使用されています。
日本農林規格(JAS)による製造条件や試験方法の基準を満たしている木材です。
木材の大節、割れなどの欠点を製造過程で取り除き、強度のバラツキが少なくなり、品質が均一化され、丈夫で美しいのが特長です。
また、長大材や湾曲材を製造することも可能で、自由なデザインや構造計算に基づいて必要とされる強度の部材をつくり出すことができるのがJASの集成材です。
無垢材の場合、乾燥に伴うひねりを防ぐために、裏になる一面にあらかじめ割れ目を入れる「背割」を施します。
変形を防ぐことはできますが、本来の強度は望めなくなります。
それに対し構造用集成材は変形も少なく安定した品質が望めます。

2

日本の気候に最適な建築素材

日本の気候風土に最も適している建築素材は「木材」です。
夏は涼しく、冬は暖かく、湿度の高い梅雨には調湿してくれる、理想的な断熱性に優れた素材です。
木材の熱伝導率は鉄の200分の1、コンクリートの4分の1の低さ。
調湿能力は3.5寸角の柱1本で一升びん1本分の水分を吸収・放出できる作用があります。
結露を防ぎ、生活する人に心地よい感覚を与えることができます。

含有率を20%以下に乾燥させた、
JAS認定材

生き物である木は、50%~200%の水分を含んでいます。
乾燥が不十分な場合は、強度低下、反り、ねじれなど品質にバラツキがあり、構造を構成する上で弱点となっていました。
JAS認定の集成材は、水分の含有率を20%と定めており、品質が均一で常に安定した強度・性能を発揮することができます。

鉄・コンクリートよりも
強度、持久性が優れている「木材」

実は鉄やコンクリートよりも強度や持久性が優れている木材。
木材、鉄、コンクリートを同じ重さで強度比較すると、木材は引っ張り強度で鉄の4倍以上、コンクリートの約200倍の強度があると証明されています。
また、圧縮強度は鉄の2倍以上、コンクリートの約9倍です。SENSEでは建物の重量は軽いままに、より強い住まいを実現できる「木造住宅」にこだわっています。

3

火に強く、人に優しい木材

木・鉄の加熱による強度の低下

鉄は熱が加わるとき急激に強度が低下しますが、木材はある程度火にさらされても、急激に強度が低下しません。
木材は万が一燃えても、住まいの形状を鉄より長くとどめることができるのです。

内部の燃焼をくい止める

鉄骨の場合、約500度の温度で柔らかくなり、アメのように曲がります。
しかし木材は、表面が焦げてもその焦げた炭化層が酸素や熱伝導を遮断して、内部の燃焼をくい止めます。

木は人に優しい

木材が人の生理面や心理面に良い影響を及ぼすことは、動物実験でも確かめられています。
マウスを使った実験では、木製の飼育箱で生活するマウスの方が、金属やコンクリートの飼育箱より生存率や成長に良い結果が出ています。

4

プレカット加工

プレカット加工では、コンピューター制御により、ミリ単位で木材の精密な加工を実現することができます。
その精密な加工により、均一な品質を得ることができ、耐久性の高い高品質な構造を実現できます。
柱や梁などに使用される構造材はもちろんのこと、間柱や筋交いなどの一般的には羽柄材と呼ばれる部材まで機械加工することで、現場での作業の効率化をはかり、「工期の短縮」「施工精度」を高めます。
04

耐震金物

ご家族の安全・安心のため、強い家づくりのため、梁や接合部の適材適所に耐震金物を使用し接合しています。

1

耐震金物で得られる安心と安全

強い木、強い接合部で支える
頑強構造

1995年に発生した阪神・淡路大震災で多くの住宅が倒壊しました。
その主な原因は接合部の強度不足と木材の腐れや劣化だと言われています。
永く住める家をつくるため、そしてそこに住むご家族の安全・安心のため、従来の木造在来工法において弱点とされていた梁や木材の接合部に耐震金物を使用することで強度を高めています。
強い木、強い接合部で支える頑強構造 強い木、強い接合部で支える
頑強構造

①スリーク座付ナット

基礎に埋め込まれたアンカーボルトと土台の結合に使用します。
座付ボルトが土台まで埋め込まれるため、ナットが緩みにくく基礎から土台が浮き上がることを防止します。

②L型接合金物

床と柱を接合する仕口金物です。
柱の柱頭、柱脚部分に設置。
柱が横架材から抜けるのを防止します。

③ホールダウン金物

基礎と柱を緊結する際に使用します。柱の中で、より引き抜き力が掛かる部分に設置。
柱が横架材から抜けるのを防止します。

④筋交いプレート

筋交いと柱の接合に使用する金物です。
地震や台風時に建物が動いた際に筋交いが柱から離れるのを防止します。

⑤ホーマープレート

横架材同士の接合に使用します。
横架材の継ぎ手部分にホーマープレートと横架材を接合し梁の脱落を防止します。

⑥羽子板ボルト

梁と梁、梁と柱の接合に使用。
梁を片側からボルトで固定し、接合部分の脱落を防ぎます。

⑦タルキック

垂木と桁、母屋の緊結に使用する金物です。
屋根を吹き上げようとする強風から家を守ります。
05

耐震等級3相当

大切なマイホームを守るために、耐震性能を磨き上げ根本から強いお家づくりを実現しました。

1

耐震等級とは?

耐震等級は、地震に対しての建物の強さを表す指標です。
品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)において「住宅性能表示制度」の一部として定められた、安全な住宅かどうかの判断基準です。
耐震等級の数値が高いほど、地震保険の割引制度を利用できるというお財布に嬉しいメリットもあります。
耐震等級
1
建築基準法
阪神・淡路大震災相当の
地震でも倒壊しない程度
一般の住宅の耐震性能
耐震等級
2
長期優良住宅認定基準
1.25倍
病院や学校等
避難所となる建物の耐震性
耐震等級
3
SENSE標準等級
最高等級
1.5倍
消防署や警察署等の
防災の視点となる建物の耐震性
耐震等級1 建築基準法(法律)にて定められている、最低限の耐震性能。
震度6強~7の地震でも、即倒壊はしないレベル。ただし、大規模修繕や建て替えとなる可能性がある。
耐震等級2 等級1の1.25倍の耐震性能。震度6強~7の地震でも、一定の補修程度で住み続けられるレベル。
※学校や避難所といった公共建築物に等級2が多い。
耐震等級3 等級1の1.5倍の耐震性能。震度6強~7の地震でも、軽い補修程度で住み続けられるレベル。
※消防署や警察署といった災害復興の拠点となる防災施設に等級3が多い。
※階数により耐震等級3を満たさない場合がございます。

2

耐震の歴史

06

耐震ダンパー

「耐震」だけでは補えないものがある。だからこそ「制震」も必要です。『αダンパーExⅡ』で、地震に負けない家づくりを。

1

東京スカイツリーにも採用されているオイルダンパー

現在、 制震装置は 、オイル・ゴム・ 摩擦 ・バネ・テープと種類は多種多様で 、 どれもそれぞれの特長があります。中でも『αダンパーExⅡ』に使用しているオイル系ダンパーは 、日本の象徴的な建造物に採用されている日本で最も信頼性の高いダンパーです 。下図は、性能試験のグラフです。グラフのループ面積が大きいほどエネルギーの吸収が大きいことを表します。
①『αダンパーExⅡ』…エネルギー吸収量が大きく、制震性能に優れている。
②A社試験体(ゴム+バネ)…エネルギー吸収量が乏しく、制震というよりも剛性がみられる。
③B社試験体(ゴム)…エネルギー吸収量が少なく、制震性能に劣る。 
基本性能曲線

2

建物の変形を約1/2に減らす

『αダンパーExⅡ』を分散配置することで、建物の粘り強さが向上。大震災後に幾度となく繰り返される余震にもその都度揺れを効率よく吸収し、変形を約1/2に抑えお住まいの損傷を軽減します。(図1) 油圧式の『αダンパーExⅡ』はエネルギー吸収量が大きく、また地震の揺れ始めの小さな変形時より効果が発揮されることも実験結果にて確認されています。(図2 : 岐阜県立森林文化アカデミーの実験より)
変形を最大55%低減 地震の揺れ始め(小さな変形時)より効果を発揮

3

プロによる、ダンパーの最適な配置計画

ダンパーの配置計画は株式会社トキワシステムの専門設計スタッフが行います。株式会社トキワシステムが大学研究機関と共同開発した最新の「低層木造住宅構造解析プログラム 」 を用いて、建物の形状・床面積・梁のかかり方・金物などを考慮し、最適な設置位置をご提案いたします。
ダンパー配列例

4

安心の保証と耐久性

メンテナンスフリーの設計となっています。

出荷時における15項目におよぶ厳しい性能検査を100 %実施。
すべてのダンパーをシリアルナンバーで管理しています。

第三者性能試験場で定期性能試験を実施、全棟に20年の製品保証を提供します。

名古屋市工業研究所の苛酷な冷熱衝撃耐久試験でも120年以上の耐久性能を確認しています。

07

耐力面材

快適な住まいを実現するために、優れた強度・高い耐久性を持つ、高性能の耐力面材を採用しました。

1

地震に強い理由

2006年9月、DAIKEN は、つくば市の(独)防災科学技術研究所において、実物大の家屋を使った振動実験を実施しました。
実験は、大型振動台の上に、「筋交い工法」と「ダイライトMS」を施工した家屋を設置し、「阪神淡路大震災」と同じ 振動を与えました。
実験の結果、「ダイライトMS」は、震度7という極大地震の強い揺れにも倒壊せず、実際の住宅に施工した場合にも、優れた耐震性を発揮することが証明されました。

地震や災害に強い
高強度壁倍率3.0倍を実現

ダイライトMSは未利用の無機質原料を有効利用し、DAIKEN独自の技術で開発された耐力面材です。
ダイライトMSの壁は力を全体で受け止め、分散させるために万一の災害にも優れた強度を発揮します。(※ダイライトMS12mm厚・木造軸組の場合)

2階床部分の時刻歴応答変位
(筋交いとダイライトMSの比較)

2

火災に強い理由

近隣からの類焼・延焼を防ぎ、大切な家族や財産を守ることは、安心・安全な家づくりの基本条件です。
ダイライトMSは燃えにくい無機質素材ですから、準不燃材料として認定されています。
また、防火構造や準耐火構造の認定も取得。
ご家族が安全に避難できる時間的な余裕を確保します。
ダイライトMS
OSB
OSBは4分30秒後に発火しましたが、ダイライトMSは発火しませんでした。
ダイライトMS
MDF
MDFは5分40秒後に発火しましたが、ダイライトMSは発火しませんでした。
ダイライトMS
構造用合板
構造用合板は6分後に発火しましたが、ダイライトMSは発火しませんでした。

3

高い通気性

湿気の通しやすさを測る目安が透湿抵抗値です。
数値が小さいほど湿気をよく通すことを表しています。
ダイライトMSは9mm厚で0.0011、12mm厚で0.0014ですから、構造用合板の約7~10倍の透湿性を発揮。
壁の内部の湿気をすみやかに放出し、壁内の結露を防ぎます。

4

優れた強度

08

防蟻対策

シロアリの被害は全国どこでも発生する可能性があります。食害されると、木材の強度が劇的に落ち込みます。

1

腐朽菌やシロアリを
寄せ付けない家づくり

木造住宅の天敵であるシロアリは、主に床下や玄関まわりから住宅に入り込んできます。
シロアリによる食害は日本全国どこにでも発生する可能性があります。
普段見えない家の構造部分がシロアリによって食害されると、木材の強度が劇的に落ち込みます。
シロアリの侵入を防ぐためにSENSEでは土台・大引に防蟻剤を塗布します。
塗布防蟻に使用する防蟻剤には、住む人に配慮し有害な化学物質を含まない安全が保障されたものを使用しているのが特徴です。

人と環境に優しい防蟻処理

09

サイディング

雨で汚れを洗い流し、美しい外観を保ちます。防・耐火性や耐震性も高いので、安心です。

1

美しい外観をいつまでも

雨水で汚れを落とすサイディングは、親水性の効果で空気中の水分子を取り込んで外壁表面に薄い水分子膜を作り、汚れを浮かせて雨で洗い落とします。
このセルフクリーニング機能により、住まいの美しさを持続させます。
また、光に関係なく親水性を発揮するので、日当たり面だけでなく、日陰面や夜間、そして季節に関係なく効果が持続します。

2

高い防・耐火性

住宅の様々な性能基準を示した「日本住宅性能表示基準」では、外壁材の火熱を遮る時間の長さを評価した「火災時の安全に関する耐火等級」が定められています。
この等級において、SENSEが採用する外壁材は最高等級である4等級に対応し、国土交通大臣の認定を受けています。
また、外壁材を使用した構造は、優れた火災安全性を有しており、防・耐火構造の国土交通大臣認定を取得しています。
様々な条件下で厳しい防火試験を重ね、高い防火性能を誇り、その高性能さは、各地で起きた火災現場や放火事件においても実証されています。

耐火4等級

建築基準法に基づく防火性能試験

隣家からのもらい火を想定して外壁側にバーナーで火をつけ、9本の棒の部分で温度を測定するもので(左)、試験中の炉の内部(右)は、30分で800℃以上に、1時間では900℃以上になります。

3

耐震

外壁材が重いと、地震時に住まいに大きな負担がかかります。
サイディングなら1棟あたりの重さは、モルタル塗の1/2以下。
地震時の住まいにかかる負荷を軽減します。

4

外壁通気構法

外壁通気構法は、外壁材で一次防水、透湿防水シートで二次防水とし、透湿防水シートと外壁材の間に通気層を設けています。
それにより、「雨水浸入を抑制」「湿気を放出し、壁体内の結露を抑制」「夏季の遮熱効果」が期待でき、建物内の耐久性向上に効果を発揮します。